360°ライブの感想

4日間参加してきました。
スフィアのライブでのソロコーナーを観たあとにいつも思うことでもあるのだけど、よくこの4人が同じユニットで音楽やっているよなぁと。
今回は単発のライブということで、それぞれの個性がより際立ったライブになっていて、だからこそこれまで以上にその感覚が強かった。
そして、この4人が一緒に歌うと、またそのどれとも違ったスフィアになるわけで、今これを言ってしまうのはちょっと気が早いような感じもするけど、充電期間を終えた4人のステージがより一層楽しみになる。
リハもみっちりやって、およそ80曲演奏しきってくれたバンドメンバーの4人にも感謝。

Mブロックの話

4公演のうち、寿さん回をMブロックから観ることができました。 Mブロックはステージ上にひな壇を設けたかたちの座席で、以前豊崎さんライブでこの形態を目にしたときは、それを体験してみたい気持ちはありつつも普段と同じようにライブをライブとして楽しめるのかどうか、とも思っていた。
実際その場に立つと、ライブ中まったくそんなことはなかった。 というよりもむしろ、いわゆる通常の席以上に自分が大勢の観客の中の1人だと強く感じた。
360°ステージとは言っても、後ろ側のMブロックは他と比べると座席数が少なく、その他のブロックから見たときにどうしてもポツリと仮設の席が置いてあるような印象が拭えない。
これまでの舞浜アンフィシアターでのライブではそんなふうに感じていた。
それがMブロックから見ると、視界のほぼ全てがステージの演者5人と観客のサイリウムで満たされる。
これぞ360°ライブである。
たぶんこんな光景はここでしか見られないんだろうなという至福の2時間でございました。

Mブロックから見られる光景だけでも素晴らしかったのだけど、それに加えて間の階段部分で歌ってくれたり、なにかと他の席との差を感じるところが多くて。 なんかもっとMブロックのことは適当にあしらってくれてもいいんだよ?と思ったり、思わなかったり。